目立っているつもり

 まだまだ寒い日が続いていますが、生き物の世界では春の兆しが見えてきました。先日クマタカが枯れ木に留まっているのを見つけました。クマタカは普段は森の忍者と呼ばれているように、人目につくことが少ないタカですが、求愛期には、枯れ木や木の頂きに留まり、白い胸を際立たせて相方にアピールをしています。でも森の中の小さな白い点、クマタカにとっては目立っているようでも、人にとっては余程興味が無いと判らないものです。